留学の種類
大学進学準備課程
大学留学への近道 - 大学進学準備課程
オーストラリアの大学で勉強したいけれど、外国で学位を取るのは難しいと思っていませんか?そんな人にお勧めしたいのがファンデーション・スタディーと呼ばれる「大学進学準備課程」です。大学進学準備課程は、留学生がオーストラリアの大学で学ぶために必要なスキルを身に付け、スムーズに専門課程に進めるよう、様々なサポートをするコースです。
オーストラリアの教育システムでは、日本の大学1年にあたる一般教養課程の部分を高校の最終学年までに済ませ、高校卒業の時点で既に大学の専門分野に備えた基礎カリキュラムを修了していることが前提になっており、大学では1年目から直接専門科目を履修します。そこで、大学進学準備課程では、大学学部への進学を希望する留学生に対して希望する専攻分野に関連する科目のガイダンスや、授業で使用される専門用語、ディスカッションや研究分析の方法、レポートの書き方など大学で成功するために必要な学習スキルのトレーニングを行います。大学の入学条件を満たしていない留学生にとっては、直接オーストラリアの大学学部に進学する近道のひとつであると共に、専門学校のディプロマやアドバンス・ディプロマなどハイレベルで実践的なコースに進むというオプションもあります。
日本の高校を卒業して直接オーストラリアの大学に進学したい方、大学で専攻する分野の基礎知識が充分でない方は、大学進学準備課程に進めば“夢のキャンパスライフ”もすぐそこです。
大学進学準備課程の種類
「大学が独自に設けているコース」と「複数の大学によって認定された、提携教育機関が実施するコース」の主に2種類があります。前者の場合、学生は入学時に志望する大学の学部課程の所属生として仮登録され、規定以上の成績でコースを修了すると、自動的に学部の本課程に進むことができます。後者の場合は、コース修了時に認定大学の中から進学先を選ぶことになります。
各大学は、スムーズに志望学部に進学するためにはどのような方法があるか、どの大学進学準備課程に入学すればよいか等、的確なアドバイスをしてくれますので、まずは志望大学に確認してみましょう。
*特にIT、ビジネス、メディア、デザインなどの分野は、特定の専門学校で提供している「サーティフィケート4」と「ディプロマ」のコンビネーション(計16ヶ月)が、提携大学の「大学進学準備課程」と「大学学部の1年次」の計2年間に相当するとみなされる場合があり、学習期間の短縮になります。
入学要件
大学進学準備課程に入学するには、基本的に英語力と成績(通常5段階評価で平均3以上)、および高校卒業資格(または12年間の就学経験)が必要ですが、コースによっては高校の2学年を修了した学生を受け入れる場合もあります。
必要な英語力の目安は、一般的にIELTSで5.5以上、またはTOEFLで527点(PBT:ペーパー版)・197点(CBT:コンピューター版)・70点(iBT:次世代版)以上となっています。英語力が基準に満たない学生に対するフォロー態勢も万全で各大学や提携教育機関では「進学準備英語コース」など必要な英語力を身につけるための英語コースが用意されています。
コースの特徴とメリット
コースの特徴
期間は通常1年ですが、専門分野によっては1年半であったり、学力に応じて1年未満の短期速修コースなどを用意している場合もあります。コース終了日は、大学の開始日に合うように設定されています。一般的に、募集は1月と7月開始の年2回行われますが、4月または10月に開始するコースもあります。また、大学レベルの科目を一部履修できたり、その取得単位が大学進学の際に認定されることもあります。つまり、成績優秀な学生は、大学本課程の一部を進学前に修了することも可能です。
オーストラリアの専門学校で取得できる資格
主要科目:専門英語、オーストラリア研究、コンピューター基礎
| 大学学部の専攻 | 大学進学準備課程 | 選択科目 |
|---|---|---|
| 文学、教育、社会科学、社会福祉 | 文系一般 | 近代史、地理、数学、心理学、社会学 |
| 経済学、会計学、マーケティング、金融、国際ビジネス | ビジネス | 会計学、経済、政治、法律研究 |
| コミュニケーション、ジャーナリズム、デジタルメディア | メディア | メディア研究、文化研究、専門的コミュニケーション心理学 |
| 情報システム、コンピューター工学 | IT | コンピューター科学、情報管理、ネットワークシステム数学、上級数学 |
| 科学、医学、保健科学、食品科学、スポーツ科学、環境科学、工学 | 理工学 | 化学、物理、コンピューター科学、生物、数学、上級数学 |
| インテリアデザイン、工業デザイン、グラフィックデザイン、都市計画、工芸、建築学 | デザイン | デザイン研究、イラスト、数学、製図 コミュニケーション技術 |
| 音楽、美術、演劇 | 芸術 | 音楽、音楽理論、作曲、演劇、デザイン |
タイムテーブルの参考例(工学部志望の場合)
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|
| 8:45~10:45 | 専門英語* | オーストラリア研究* | 専門英語* | コンピューター基礎* | 専門英語* |
| 11:00~13:00 | 物理学 | 化学 | 上級数学 | 物理学 | 化学 |
| 14:00~16:00 | 数学 | 数学 | 上級数学 | - | - |
学習と評価
大学進学準備課程では、大学での専攻に必要とされる専門分野の基礎科目と学習スキルを学びます。大学と同じような指導方法を採用しており、ディスカッションやプレゼンテーションを取り入れ、グループ講義や個別指導も行っています。授業は平均週25時間ですが、レポート提出等の課題も多いので、学生は授業時間以外にも自主的に学習に取り組む姿勢が要求されます。
各自のプログラムは、主要科目と専門分野の選択科目から組まれます。科目の種類は教育機関やコースによって異なります。評価は一般的に、コース期間を通した課題、実習、テストや最終試験などに基づいて総合的に判断されます。
コース種類と選び方
大学進学準備課程のコースは数多くありますが、おもに
- 大学が独自に設けているコース
- 他の教育機関と共同で実施しているコース
の2種類です。各大学が認定しているコースは、大学や専門分野によってさまざまです。そこで、進学を志望する大学に問い合わせると、大学にスムーズに進学するには、どの大学進学準備課程に入学すればよいかアドバイスをしてくれます。
科目の種類
大学進学準備課程では、大学学部進学に不可欠な科目の勉強をします。大学と同じような指導方法を採用しており、グループ講義や個別指導も行っています。授業は平均週25時間ですが、学生は授業時間以外にも自分で課題やプロジェクトをこなすことが要求されます。
一般的に評価は、コース期間を通した課題、実習、テストや最終試験などに基づいて総合的に判断されます。各自のプログラムは、主要科目と専門分野の選択科目から組み立てられます。(教育機関によって、主要科目や選択科目は異なります)
留学生活サポート/学費
留学生活のサポート
大学進学準備課程の多くは大学のキャンパス内で実施されているので、事前に実際の大学生活に慣れることができ、スムーズに本課程に進学できます。また、通常、図書館などの大学施設や学生サービスを利用したり、大学の様々なアクティビティーに参加することもできます。オーストラリア到着時の出迎えや滞在先の手配をはじめ、コース開始前のオリエンテーションから大学本課程への進学まで、きめ細かなサポートが充実しているので、安心して楽しい学生生活を送ることができるでしょう。
学費
コースや期間によって異なりますが、目安としては年間$10,000~$14,000(85~120万円)です。



